2021年大晦日特別号

皆様こんにちは! 川崎つながろ会の杉田です。

先日オンラインで行われた「つながろ会定例会」の報告をと思っておりましたが、私、所用のため欠席したので

今回は私が好きなことを書く大晦日特別号とします(勝手にすんません会長)。

それでは始まり始まり~

 

 

もう2,3か月前だが「ライムライト」という映画をネトフリで見つけて観た。

監督・主演はあの喜劇王、チャールズ・チャップリンである。

韓国ドラマしか観んおもたら大間違いやで。

「ライムライト」を観るのは30数年ぶりだ。

その時、実は映画館で観ることができた。

確か権利の問題だかなんだかで今後、

チャップリン作品は映画館で上映されることはないということになり、

最後の機会としてチャップリンの全作品を全国で上映することになった。

私が観たのは梅田ピカデリーだったと思うが、すべて観に行った。

その中に当然「ライムライト」もあった。

しかし、記憶にはワンシーンも残ってなかった。

「うーん、何も覚えてないというのは不思議だ」

それでほんとに観たのかを確かめるために観てみることにした。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

そっかそっか、そういうことか。なるほどね。

うん、観てないねこれ。観てないわw

前言撤回。初見でした。間違いなく。

さぁ、それならそれで楽しもう。わくわく。

 

というわけでこの映画、チャップリンが生き抜くことや命の尊さ、

そして何もしなくて命は終わり、思いは次の世代に受け継がれていくんだ、ということを

老いた喜劇役者と若い女性バレエダンサーとのやり取りの中で語っていきます。

前半は老いた喜劇役者がバレエダンサーを慰め励ますのですが、

後半は、老いた喜劇役者の懸命の後押しによって立ち直り、才能を開花させたバレエダンサーが、

今度は老いた喜劇役者の後押しをし、献身的に尽くそうとします。

前半のシーン

「年を取れば命が惜しくなる。生きていることが習慣になるから。」

「希望がなくても?」

「瞬間の命を生きればいい。素晴らしい瞬間はいくらでもある。」

チャップリン、希望はある!とは言いません。

そして…

「人生を恐れてはいけない。人生に必要なものは勇気と想像力と少しのお金だ。」

「もう踊れないわ。足が動かないのよ!」

「戦うんだ!」

「なんのために⁈」

「人生そのもののためにだ!」

「生き、苦しみ、楽しむんだ!」

「生きていくことは美しく素晴らしい、クラゲにとっても。」

「君は戦おうとしない!絶えず病気と死を考えている!」

「死と同じく!生も避けられない!」

「生命だ!命!命命命!」

「宇宙にある力が地球を動かし木を育てる。君の中にある力と同じだっ!」

「その力を使う勇気と意思を持つんだっ!!・・・・・・おやすみ…」

チャップリンの名台詞といえば「独裁者」での演説シーンが有名ですが、

これも名台詞に加えたい。劇中ではかなりの熱量で演じ語っています。

 

でも、勇気を持って戦ったとしても、誰だっていつか死ぬ。

 

先日、仲間が急逝した。

知的で穏やかで活動的な青年。これからも長く私たちと一緒に歩んでいくと思っていた。

そんな青年が突然亡くなったのだ。

彼は、まだ幼い娘に手紙を残したいという希望があったそうだ。

でもそれは叶わなかった。

他にも叶わなかった事はたくさんあったろう。

こういう人が世の中大勢いるに違いない。

大勢の叶わなかったことが、この世には無数に残っているわけだ。

そのことについてどうこうすることはできないが、

せめて歳を一つ重ねることを喜びたい。こうして新しい年を迎えられることを。

そしてこの先も死ぬまで楽しく生きる努力を続ける。

そう彼に勝手に誓うことにする。

今まで本当にありがとうございました。

 

 

皆様、今年もありがとうございました。

来年こそ投稿を継続して、コミュニケーションを活発にしたいと思います。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

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