10月定例会のご報告

皆さん、こんにちは!

川崎つながろ会の杉田どぇす。

ようやく涼しくなってきましたね。というか、朝晩は震えるほどの寒さに一気に季節が進んで空気が変わりましたよね。

私なんかはもう筋肉がないうえに、脂肪も少なめでガリッガリなので、この朝晩の冷え込みは余計にこたえます。

特に下スッポンポンでリフトに吊られる者としては、あと半年は寒さに震える1時間を耐えしのぐ必要があります(わかる人にはわかる)。

これからますます冷え込んできますので。ガリガリは体温調節がややこしいので

着衣や掛物でこまめに調節して身体を冷やさないようにしましょう。

 

そして文化的な我々は11月3日をバスハイクで文化的に過ごします。

行き先の「ソレイユの丘(名前からして文化的!)」は海に近い場所でもあるので、

ご参加いただける方はあったかい服装でお願いいたしまーす。(もう晴れる前提ですw)

 

それでは10月定例会のご報告どぇす。

 

1.参加者

当事者:2名(ALS)、当事者家族・親族:3名、医療職:1名、介護職:2名、看護学生:2名、支援者(事務局):2名

 

2.近況報告

支援者Oさん:青朋祭(看護大の学祭)を満喫し楽しかった。作業所のパン、カレー、ダンス、リンクスの文字盤など。

医療職Wさん:お母様の誕生日祝いに山梨に行った。

当事者家YS:杉田どぇすの呼吸器の設定が上手く行かず外出できず。海外旅行に行く気満々でパスポートを申請をしたが延期。

杉田どぇす:呼吸器の設定が突然合わなくなり、30分かけて準備してからの外出中止。どゆこと?

看護学生Kさん:杉田さんヘルパーですがそういう訳で杉田さん宅から参加。

当事者Sさん:ワールドカップ女子サッカー、ワールドカップバレーが終わってしまった。これからは野球のワールドシリーズ、サッカー、ゴルフを観る。

髙野会長の紹介で「難病と在宅ケア」に投稿することになった。

当事者家族Sさん:青朋祭に行き楽しかった。自分の子供たちが行っている学校の様に思った。看護大の近くに眼鏡屋もあり帰りに行けた。

看護学生Wさん:青朋祭で焼きそばを作った。地域の方と連携し400食達成。

当事者親族T:お母様も一緒に杉田どぇすの誕生日を祝った。バスツアーには現地参加する。

 

3.お悩み相談

Q.誤嚥防止(期間分離)手術をするとむせ込みはなくなる?

A.

・喉頭全摘、気食分離してもむせは起こる。起こった時は一旦呼吸器を外す。結露した水分をカニューレが吸い込むと起こる。

・知っている患者では分離手術後むせは減った。

 

Q.誤嚥防止手術を聖マリの先生は早い方が良いと勧める。良い点、悪い点を知りたい。例えば家の風呂に入れなくなるとか。

A.

・早めにやった。構音障害がが始まり、夜間の吸引が増えたり、サチュレーションの低下により救急対応を頼んだ頃。

手術後直ぐに呼吸器を使う程ではなかった。退院後は土屋訪問介護に来てもらえる様に事前に調整した。

訪問入浴の際は移動時に呼吸器を外してまた装着する。悪いことはない。

・入浴時はカニューレに注意しあまり深くは浸かれない。呼吸器は浴室に持ち込めない。

過去議事録より

・気管切開(分離)し家族と同じものもミキサーで細かくして食べている。ビールが飲める。

気管切開するのは人工呼吸器付が必要になってからとは限らない。

・気管切開は胃ろう装着より前。

 

注:リハビリや療養生活に関することは必ず医師や看護師などの医療者や、
作業療法士、理学療法士、言語聴覚士などの専門職の方と相談しながら進めてください。

 

 

4.バスハイク

・障害者が参加者の半数いなければいけない制限に引っかかったが今回は竹川さんにヘルプ頂き調整する。

・ソレイユの丘(三浦半島)に行く以外決まっていないので、やりたいこと、食べたい物を考えておいて下さい。

・参加者集約期限は一応設けましたがまだまだバス席数に余裕あるので参加可能な方はご連絡下さい。

 

報告は以上です。

 

11月定例会はバスハイクとなります。

12月定例会は17日(日)13時30分~16時・福祉パル宮前で開催いたします。

オンラインとのハイブリッド開催なのでどなたでもお気軽にご参加くださーい。

では11月はバスハイクでお会いしましょう!

 

 

 

秋がようやく深まってまいりましたね。

近年は温暖化の影響もあり、四季を味わうことが難しくなってきたように思われますが、それは街中のこと。

自然豊かな土地に行けばまだまだ四季を感じることができます。

特に標高が1500m以上の北関東から北陸、中部地方にかけては8月の終わりごろから朝晩の気温が下がり始め、

秋を感じられるようになります。8月の終わりごろにあえて寝袋を持たずに八ヶ岳に入り(こんなバカはいない)、

低体温一歩手前という体験をして「山の秋は8月に始まる」という格言を得ましたw

その時の寝床(緑)。周りはきっといい夢見たんだろうな。

 

そして、9月中頃には紅葉が始まり、10月前半には山間部に錦秋が訪れます。

この時期、2000m級以上の山は大賑わいで、北アルプスの涸沢カールなんて冗談抜きで原宿並みの密集ぶりです。

今年(10/7)の北アルプス、涸沢ヒュッテキャンプ場の様子。900を超えるテントが張られたそうだ。今年は雪が加わり、ご覧のような見事な三段紅葉(雪、紅葉、緑)が見られた。 画像:涸沢ヒュッテHPより

 

もう2000m以上の高所では紅葉は終わってますが、丹沢、箱根、秩父、高尾なんかの1500m以下の山々ではこれからが見頃ですから

ちょっとしたハイキングに出かけるのもいいんじゃないでしょうか。運動不足とストレス解消に効果ありますよ。たぶん。

ではここで超初心者向けハイキングコースをご紹介しましょう。

1.箱根ハイキング

乙女峠~湖尻

私はビジターセンターに駐車して湖尻から乙女峠や金時山、時間あればその先の明神岳まで行っていましたが、

湖尻~乙女峠間は、時折視界が開けて富士山と芦ノ湖が一望でき、若干のアップダウンもあって、

フィジカル、メンタルの両面で気持ちの良いハイキングが楽しめますよ。

 

2.丹沢ハイキング

大倉~三ノ塔

コース2の往復を想定していますが、バス利用なら帰りはヤビツ峠へ下りてもいいでしょう。

大倉から三ノ塔は森の中を歩くので視界は開けず、後半は勾配がキツいので歩いている時間はちょっとしんどいかもしれません。

でも、そのしんどさを三ノ塔からの眺めが回収してくれるはず。富士山や、三ノ塔から塔ノ岳に続く道程を一望できます。

ここで弁当でも食って眺めを堪能し、大倉に戻ってソフトクリームでクールダウン。いいなぁ。

 

3.三浦ハイキング

田浦~仙元山

このコースは行ったことはないのですが、最後の仙元山は行きました。

実はこの山が今のところ人生最後の自力歩行登山をした山。

高所登山は編笠山が最後なんですが、どうしてもどこか歩きたくて探した山がこの仙元山。

田浦からの長い行程の最後に眺める景色はなかなかのもんだと思いますよ。

仙元山からの眺めは標高118mとは思えないパノラマ感。 2014.3.7

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