8月定例会のご報告
皆さん、こんにちは!
川崎つながろ会の杉田どぇす。
ようやく夏も終わりそうですね。
迷惑な台風が日本で迷子になってあっちゃこっちゃウロウロしてましたが、それもぼちぼち落ち着きそうです。
そんな残暑真っただ中の8月24日、25日。
この数日前に大雨で水没した市ヶ谷にて、
「学生介助者リアル交流会」
が開催されました。
学生介助者、私たちは学生ヘルパーと呼んでいますが、介護の世界では学生がヘルパーとしてアルバイトをする、というのは極めて稀なのです。
私たち介護される側からすれば昨今の介助者不足は深刻な問題なのですが、それを少しでも緩和できればということで、
学生たちがもっとカジュアルに介護の世界に踏み出すことができるよう、環境整備の一環として今回の交流会が開催されました。
カジュアルと言ってもそこは利用者の生活や命にかかわる仕事であり、一通り仕事を覚えるのに時間もかかるため、覚悟と長期の就労が求められます。
よって、将来医療に従事する目標を持っている学生が圧倒的に多くなってしまうのが現実で、なかなかカジュアルにとはいかない。
なので、多くの学生ヘルパーがそれぞれの利用者というガラパゴス化した現場で孤立し、悩みや不安を抱えながら日々困難な仕事と向き合っています。
そんな希少な学生ヘルパーが横のつながりを自力で開拓するのは困難なため、今回「NPO法人 境を越えて」が一肌脱いだということ。
各地(京都、埼玉、長野など)の学生ヘルパーが市ヶ谷に集合し、自分たちの仕事ぶりを発表してお互いの「喜び、悩み、不安」を語り合いながら前を向くためのきっかけを掴む。
そんな交流会になったのではと感じた。
川崎リンクスはサークル活動が核にあって個々人が孤立しない仕組みに自然となっているため、他の学生たちからうらやましがられたようで、
ボランティアサークルとしての活動にさらに自信を持てたようだ。よかった。
今後も学生たちが働きやすい環境を作れるようにこういったイベントには積極的に参加し、
私自身の職場環境についても少しでも良くなるように努めたい。ちゃんちゃん。
それでは、8月定例会のご報告どぇす。
1.参加者
当事者:5名、当事者家族:5名、介護職:6名、看護学生:3名、支援者(事務局):2名
2.軽く自己紹介と近況
支援者Oさん:テニスでボールが目に当たり、眼科で検査したので瞳孔が開いてます。オリンピックのバレーボールは残念だった。
当事者Nさん:就職が決まった。ワニのマークの会社。一人暮らしも始まった。
当事者Nさんの母:就職決まり、一人暮らしの基盤ができ一安心。
杉田どぇすの家族:10月ベトナムに行くのでホーチミンのグルメ情報を収集中。
杉田どぇす:新しいヘルパーの研修中。オリンピックはレスリング、スポーツクライミングを観た。
オリンピックが終わったと思ったらこれ。
息を飲むような雄大な眺め、漆黒の闇に浮かぶ仲間の灯、烈風に晒され追いつめられる自分、悲鳴をあげる身体、絶望的な距離感、何度も折れそうになる自分の心、目指すのはあの雲の彼方。日本海・富山湾から太平洋・駿河湾までその距離およそ415Km。
北アルプスから中央アルプス、そして南アルプスを、自身の足のみで8日間以内に踏破するトランス・ジャパン・アルプス・レース(TJAR)に注目。日本の大きさを感じ、アルプスの高さを感じ、自分の可能性を感じよう。
介護職Hさん:以前、杉田どぇすヘルパーをしていたが、今日は非業務で参加。江の水に行った。海にも行ったが、入りはしなかった。
看護学生Hさん:セカオワのライブに行った。
看護学生Kさん:セカオワのライブに行った。セカオワはライブ中に写真を撮る事ができる。
介護職Tさん:台湾に行く。
当事者家族Kさん:地域活動支援センターの仕事で、新市役所で販売する。
当事者家族Kさん:お母様(ALS)の主治医がNさんと同じだった。3月の講演会の情報でユニ21の椅子をレンタルで試してみたが合わない事が分かった。結果島忠で椅子を購入した。2年休んでいたテニスを再開しようとしたらバッグにカビが生えていた。
髙野会長:映画「ブルーピリオド」を観に行った。暑さで不眠のため睡眠薬を飲んでいたがやっと不要になった。
看護学生Iさん:学生ボランティアで高野さんに同行。看護大での初テストが終わった。バイトを始めた。
介護職Mさん:ジンジャーエールのお気に入り銘柄がみつかった。
介護職Nさん:健康診断受診に行ったら重要機密である身長・体重コーナーでママ友が働いていて秘密を知られた。
当事者家族Yさん:ご主人がALSになり気切後3年。コロナ禍で混乱し症状が進んだ。エンシュアのみではなく食事を工夫する様にしている。
介護職Aさん:子育て中だが仕事復帰し、久しぶりに参加。ご主人の実家石川県に行った。9時間かかった。
当事者Eさん:HALのリハビリを東邦医大で受けようとしたが非適合だった。非常用電源として蓄電池を導入した。
介護職Maiさん:Eさんヘルパー土日担当。なので外出のお供が多い。山が好き。
3.お悩み相談
Q.現在訪問介護に作業療法士(OT)は入っていない。OTはどうやって紹介してもらえるのでしょうか。
A.
・利用している訪問看護ステーションにはOTが居るので依頼することができる。川崎市だとリハセンターだが川崎市独自のしくみなので、地域包括支援センターに依頼するのではないか。
・東京都にもリハセンターはあるが世田谷区に一つ。
・調布市情報収集トライしてみます。
Q.服の脱ぎ着がし難くなってきた。お勧めありますか。
A.
・ユニクロと無印良品に前開きのTシャツがある。ユニクロは8分袖、無印良品は半袖。
Q.靴を履くと指が曲がってしまう。杉田どぇすの補装具だと防止できるのでしょうか。
A.
・指までは矯正できない。サンダルを履いているので、履いてから伸ばせる。
・日頃足の指を広げる「美脚セレブ」を愛用。拘縮が緩くなった。
注:リハビリや療養生活に関することは必ず医師や看護師などの医療者や、
作業療法士、理学療法士、言語聴覚士などの医療専門職の方と相談しながら進めてください。
4.お知らせ
・私(当事者家族Kさん)が所属している、全国脊髄損傷者連合会 神奈川県支部川崎協会が主催する研修のお知らせです。
毎年様々なテーマで、専門家の講師を招いて開催しています。今年のテーマは「成年後見制度」です。
どなたでも参加できますので興味のある方は是非お申し込み下さい、お待ちしております!
・支援者Oさんお勤めの優良企業からつながろ会への助成金を頂いていますが、福祉施設商品販売等の支援もしてくれそうなのでエントリしてみる。
・川崎市立看護大学園祭が10月13日(日)に開催されます。皆必ず来る様にw 川崎リンクスの出し物もあります。
5.バスハイク
日にち決定!
11月10日(日)です!
6.今後の予定
9月定例会は9月15日(日)、13時30分~16時30分、福祉パルみやまえで開催いたします。
定例会はオンラインでも参加可能です。どなたでもお気軽にご参加ください。
それでは定例会でお会いしましょう。
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