デザインと月例会報告
みなさんこんにちは!
川崎つながろ会の杉田どぇす。
今回もオミクロンのせいでオンライン開催となりました月例会。
ま、しょがないね。次回こそはリアルで!と思っております。
さて、今回は年度末ということで、いろいろ来年度の計画を話し合いました。
イベントや講演会など、我々のマンパワーではちょっと大変かも…という感じですが、
決めちゃえばどうにかなるっしょ!
の精神で乗り切りたいと思います。
参加者
髙野会長、安達さん、杉田(以上当事者)
塚田さん、綾部さん、小泉さん、浅見さん、長口さん、川本さん(以上支援者)
1.講演会について
①防災編・7月開催予定
②栄養編・11月開催予定
内容は今後、講師の皆様と打ち合わせをさせていただきますが、
例えば
・停電や断水に対する備えと具体的な対処について。
・経口摂取をできるだけ長く維持するために何をすべきか。
など、防災、栄養管理(食事)に関することでお困りのことがあればお聞かせください。
できる限り講演の内容に反映させたいと思います。
2.「高尾山で景色は堪能せずビールを堪能するツアー!(仮)」について
・5月22日(日)に決定しました!
・福祉バスを予約済み(車いす6台仕様)。
・詳細は決まり次第告知します(ケーブルカーで高尾山駅まで行ってビアマウントへ行く予定ですが検討中)。
・「行きたいけど支援者の都合がつかない」という方がいらっしゃったら、あきらめる前にまずはご相談ください。川崎つながろ会でヘルパー費用の補助、ボランティアスタッフの手配を検討します。
3.鎌倉ツアー
・9月末開催予定。日にちは髙野会長が現地ガイドの「武士」と相談し決める。
2018年に髙野会長発案で開催された「鎌倉ツアー」。
当事者とその支援者はもちろん、たくさんのボランティアスタッフ、有志によって成立した大変意義のあるツアーでした。
今年も開催すべく準備を進めたいと思います。詳細決まり次第告知します!
4.次回定例会4月
・4月17日(日) 13:30~16:00 「福祉パルたかつ」にてリアル開催予定!
住所:〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口1丁目6−10 川崎市生活文化会館
月例会の報告は以上です。
来月以降も当事者の方、ご家族の方、福祉・医療に携わる専門職の方、福祉に興味がおありの方、
杉田のひとりごとに興味がある方などなど、お気軽にご参加くださいね~!
※ご意見、ご相談等はずーっと下にあるコメント欄で受け付けておりますよ。お気軽にどうぞ。
はぁ…
先月は佐野元春さんだったなぁ。
さて、今月は何にしよっかなぁ。
それにしても佐野元春さん、いいよなぁ。
まぁつってもおれはカフェボヘミアまでなんだけど。
それ以降はブルースとかギタリストを追っかけることになるんだよね。
ジミヘンにはほんと家族全員が迷惑してたな。
オカンが「パープルヘイズ」のイントロ、
「超ウルトライントロクイズで勝てるぐらい聴かされたワ」
言うてたから。知らんけど。
はぁ~…んなことはどうでもええねん。
なんぞおもろいネタないかなぁ…。
あ、そうや。おもろいといえばあの本、おもろかったなぁ。
あれ、会話の本やけどなんか読んでるうちにデザインのこと言うてるみたいに思えてな。
デザインておもろいよなぁ。デザインのことわからんでもおもろい。
だってなんか魔法みたいやん。魔法のようにいろんなものが出てくるから。
優れたデザイナーが生み出すものってワクワクドキドキ、で陳腐化しにくいんだよね。
亀倉雄策さんの1964年開催の東京オリンピックのグラフィックデザイン、今みてもカッコええよなぁ。
でもご本人はこうおっしゃってる。
「僕の功績はシンボルマークをデザインしたことではない。作ろうと提案したことだ。
それまでの大会ではシンボルマークなんて存在せず、五輪マークしか使われなかった。」
スゴない?これ。
ピクトグラム(伝説のデザイナー・田中一光さんなど)がこのオリンピックから始まったってのは結構知られた話ですが、
今ではオリンピックに限らずあらゆるスポーツイベントに当たり前に存在する大会シンボルマークそのものが
実はこの1964年の東京オリンピックからだったんですよ。
作ろうと提案してホントに作っちゃった亀倉さんに世界中のデザイナーが拍手喝采したことでしょう。
デザインという魔法の話しはほかにもいろいろあります。
最近の話しは知らないけど、SONYのVAIOやタケフナイフビレッジの誕生の物語はだいすきです。
VAIOのロゴはなぜ凹文字でスタートしたのか、刃物のデザインがなぜ「ビレッジ」になったのか、とか。
おもしろいよ。
そんなことを久しぶりに思い出させてくれた「会って、話すこと。」。
本の内容は簡単に言えば「会話に悩む人の問題解決方法」で、その手法がデザインのそれと同じだと感じられます。
「会話」というものを問い直すことの必要性を訴え、
勉強して知識を蓄えること、
大ボケ(アイディア)をかましまくること、
すべての人に受け入れられるわけではないということ、
論理構成、情熱、倫理観・哲学がなくてはならないということ、
「何を言わないか」をよく考えること、
相手と同じ景色を見ること、
これらはすべてデザインにおいても必須のことではないだろうか。
一方、デザインとよく混同されるのがデコ―レーションですが、これは中身を変えず外側を綺麗に飾り立てます。
これとよく似たスタンスなのが「既存の会話術の本」ではないかなと思いました。
主にビジネスの場において、テクニックを活用して相手より優位に立つことが目的の本です。
「会話の本質」も「会話をする人の人間性」も問いません。
これはこれで間口を広くとって敷居も低くして多くの人に手に取ってもらう。
その中には結果的に何かが解決したり、より深く考えるきっかけになったりという人が多くいるかもしれない。
ただ、この言わば「デコレーション手法」では問題が解決しない人も、実は結構いるんじゃないかということです。
この対比によって「会って、話すこと。」がデザインの本に見えてしまうのかも。
まぁ面白いのはデザインのように見えるからだけじゃなく、
この著者の田中泰延(たなかひろのぶ)さんが面白くて。
この方、1969年、大阪府豊中市生まれ。私と同じなんです。
いやぁ地元の同級生でこんな面白い人がいたとは。
「はらっちょ、はーぼー、まっちゃん」の3人には死ぬかと思うくらい笑わせてもらったけど、
豊中にはまだすごい人がおったw
そんなわけでシンプルにおもろい本なんで。
人工呼吸器つけてる人は笑いすぎてアラーム鳴るから
ヘルパーさんやご家族にあらかじめ「鳴るから」言っといたほうがいいかもしれません。
あ、もちろん会話に悩む人たちにとって金言が盛りだくさんですよ。
ではではこの辺で チャオ。
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