「K」エンタメパワーと月例会報告
みなさんこんにちは!
「川崎つながろ会」の杉田どぇす。
さぁて、ついに、、、
ついにリアルつながろ会開催どぇす!
なんとコロナのせいで
2年2か月ぶりっすよ?どうなってんのこれ。
いやーしかしアレだね、やっぱリアルがいいやね。
さて、4月17日に「福祉パルたかつ」で開催されたつながろ会。
今回はオンラインでの参加も含めひさびさ20名オーバーの参加者でした。
だからお名前は割愛させてもらいますね。
参加者
当事者:4名
ご家族:5名
支援者:15名
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ご相談
Q1. ご主人が当事者の奥様からのご相談。現在、奥様がつきっきりで介護中。
このところご主人との距離感や自分の時間の持ち方について少し考えるところがある。
支援について役所に相談したが「まだその段階ではないのでは?」と言われてしまった。
皆さんはどうされていますか。どうされてきましたか。
当事者妻A:私がフルタイム会社員なので早くから支援を入れた。
キャリアに支障は出たが何とか辞めずに済んで今日まで来た。
仕事に行っている間は介護から解放されたので、仕事をすることで気分的に楽な面が少しはあったかもしれない。
それでも急性期の在宅時は支援なく、介護のためにつきっきりとなり長期間に渡って強いストレスを感じていた。
気管切開をして24時間介護体制になってからは、肉体的にも精神的にも余裕が持てるようになったと感じている。
当事者家族が心身とも良好な状態を維持するためには当事者と適度に距離を取り自分の時間を持つことが不可欠であり、
そのためにはできるだけ長時間の支援=ヘルパーを入れることが必須となる。
当事者A:最近ようやく介護の体制が整い、以前よりも妻が自分の時間を過ごすようになった。
当事者妻B:介護の体制が整い、ようやく一緒に外出してお互いに気分転換できるようになった。
支援者A:お住まいのエリアは重度訪問介護の実績があるので支給されるはず。後ほど個別にご相談ください。
Q2. 上と同じ方。長時間ヘルパーが入るということは介助をしない時間ができるということ。
介助をしない時間(待機時間)、ヘルパーはどこで何をしているのか。
支援者B(ヘルパー):利用者が見えてご家族の邪魔にならない場所で待機します(杉田注釈:利用者側はそういう場所の提供が必要になるということ、とも言えますね)。
夜勤者は待機中は利用者を見守り、睡眠はとりません(土屋訪問介護ヘルパーについて)。
介助以外に家事手伝い、介護用具の準備や整備なども療養環境に応じて対応します。
Q3. 川崎市が呼吸器を使用している市民にポータブル電源(発電機・蓄電池)の購入費用の補助を始めた。
しかし手続きが猥雑なので、Amazonなどで自費で購入して費用請求できないのだろうか。
支援者C:「現制度上のポータブル電源の取り扱い」については対応が決まっておらず、現場でやや混乱があるそうです。
以下、医療的ケア児・者等支援拠点のコーディネーターへ確認し現段階で分かっていることです。
・フィリップスの呼吸器使用者は、別途フィリップスへ相談可。
・購入の場合、相談出来る事業所は高津区の「BANDS(ボンズ)」。
・償還払いのため、原則一度業者を通す必要がある。ネットで自分で買って申請は不可。
「高尾山ツアー‼」詳細決定!
開催日:5月22日(日)
現地集合場所:ケーブルカーの「高尾山駅」
※雨天時現地集合場所:しながわ水族館内「レストランドルフィン」
11時 現地集合
15時30分 現地解散
大型福祉バス集合場所:登戸駅 9時30分出発
※車椅子の方は9時集合でお願いいたします。
お申し込みはこちらから
バスはすぐ定員に達する見込みなので現地集合が可能な方は現地に直接お越しいただければと思います。
バスの車椅子席は3~4席しかありません。席数以上の申し込みがあった場合、個別にご相談させていただくことをご了承ください。
ボランティアスタッフが必要な方は申し込みの際に記載する箇所があります。
その他連絡事項など
支援者の小泉さん(作業療法士):4月27日にOTコネクトミーティングがあり講演をします。
そこで「川崎つながろ会」を紹介しようと思っていますがよろしいでしょうか?
「異議なーしっ!」
支援者の綾部さん(土屋訪問介護):5月28日に「ALS患者さんに聞こう 自分をプレゼン」が開催されます。
今回は会場とZoomのハイブリッド開催で会場は中野区の土屋訪問介護事業所となります。
皆様、ふるってご参加ください!
支援者の楢原母子(髙野会長のヘルパー):母と共に息子さんも髙野会長のヘルパーをしつつ、
ピン芸人の「奈良原」さんとして活動中。応援よろしくお願いします!
月例会の報告は以上です。
来月以降も当事者の方、ご家族の方、福祉・医療に携わる専門職の方、福祉に興味がおありの方、
杉田のひとりごとに興味がある方などなど、お気軽にご参加くださいね~!
※ご意見、ご相談等はずーっと下にあるコメント欄で受け付けておりますよ。お気軽にどうぞ。
「K」
ロボット刑事やなくて三振でもないよ。
KOREAのKね。
Kのエンタメと言えばアイドルグループの「BTS」や「TWICE」をイメージする方も多いでしょうし、
実際アジアにとどまらず世界中で人気を博していますよね。
しかしわたくし、そっちのKは全く興味がなくて「TWICE」も調べたら一番上に出てきただけで…w
じゃぁなんの「エンタメパワー」やねん!と言ったらそれは映像作品のことなんです。
2020年のアカデミ-賞で韓国映画の
が英語作品以外で初めて作品賞他を受賞するという快挙を成し遂げましたが、
韓国の映像作品はホントおもしろいです。
映像作品と言えば映画なんですが、皆さんにあれこれ言えるほど観てないんですよね。
なので映画はちょこっとでドラマを中心にあれこれ独り言をつぶやきます。
とはいえやっぱり「パラサイト」。これに触れないと。
この映画にはKのパワーがてんこ盛りです。
まず監督の
ポン・ジュノ氏
「パラサイト」以前から韓国を代表する監督のお一人です。
私が好きな作品では
「母なる証明」
「殺人の追憶」
など。両作品とも追い詰められた人が本性をあらわにしていく様を描いていて見応えあります。
他にもいくつかのポン・ジュノ作品を配信サービスで観ることができますのでぜひぜひ!
さて「母なる証明」ですが、主演のキム・ヘジャさんは韓国を代表するベテラン俳優のお一人で、
息子のために奔走する母親を熱演しております。韓国の俳優さんってベテランの方々がとてもいいんです。
おじいちゃん、おばあちゃんが重要なポジションにいることが多いように感じます。
韓国の家族観が関係してんのかなぁと思ったり。
キム・ヘジャさんは先日Netflixで配信が始まった
「私たちのブルース」
というドラマにも出演されてますね。
お見かけして嬉しくなりましたよ。どんな役どころか注目です。
そしてもう一つの「殺人の追憶」。この主演はわれらがソン・ガンホさん。
韓国のみならず世界にその名が知れ渡っている名優です。
「パラサイト」にも出演されておりますね。
変幻自在の演技でどんな役でもこなせる俳優です。
ソン・ガンホさんの主演作は結構見ましたが、一番好きなのが
「弁護人」
という作品。まだ韓国が軍事政権だった1980年代に実際にあった事件を元にしたお話です。
ソン・ガンホさんの法廷での鬼気迫る姿に圧倒されます。
これはぜひ観てほしいなと思います。
「パラサイト」出演者にはソン・ガンホさん以外にも名優や期待の若手俳優が出演しております。
パク・ソダムさん 半地下家族のお姉さん役
「パラサイト」の直後に
「青春の記録」
というドラマで見て、これからバンバン出てくるんだろなと思ってたら
昨年末に病気を公表して現在療養中とのこと。ゆっくり治してまた元気な姿を見せてほしいです。
チェ・ウシクさん 半地下家族の弟役
好きな若手俳優の一人。彼の出演作に
「THE WITCH」
という映画があってこれはこれで面白いんですが、この映画の主演であるキム・ダミさんと再び共演したドラマ、
「その年、私たちは」
でのコンビもよかったです。これからの出演作に注目。
イ・ソンギュンさん 豪邸に住む社長役
私の中でイ・ソンギュンさんと言えばもうパク・ドンフンなのです。
そう、不朽の名作
「マイ・ディア・ミスター」
というドラマの主人公、パク・ドンフンを演じたのがイ・ソンギュンさんなのです。
もう一人の主人公、イ・ジアンを演じたイ・ジウン(IU)さんと共に濃厚な人間ドラマを生み出しました。
どんなドラマかは実際に観てもらいたいのですが、日本でのDVD販促用ビジュアルがこれ。
対して、韓国での番宣用ビジュアルの一つがこれ。
どんだけ違うねんw
同じ番組とは思えないこの温度差。笑うしかないw
日本は常夏の楽園をイメージし、韓国は極寒の不毛地帯をイメージw
どちらが正解かは、、、まぁ、観てくださいよ。
とてもいいドラマであることは間違いないのでっ!
ちなみに、印象的な主題歌「Grown Ups」を歌っているSondiaさん。
軽くハスキーで落ち着いた声。ほかの曲もいいですよ。
俳優たちがいい演技をしてくれるからいい作品が出来上がるといえますが、
いい作品には素晴らしい裏方の存在が不可欠です。
「マイ・ディア・ミスター」の脚本を担当したパク・ヘヨンさんはそんな素晴らしい裏方の1人。
まぁ裏方といっても脚本がなきゃ始まらないわけで、そういう意味では「核」となる存在ですよね。
パク・ヘヨンさんはこの作品で韓国で最も権威のある「百想(ぺくさん)芸術大賞」のドラマ部門脚本賞を受賞しています。
そのパク・ヘヨンさんの新作ドラマ「私の解放日誌」が4月から始まってます。
一癖ある役をやらせたら「ほんとにいるよね」と思わせる名バイプレイヤー、ソン・ソックさんが
物語上おそらく重要なカギを握る謎の男を演じていて、これがまたハマりまくっております。
最近では「D.P.」というドラマにも一癖ある役で出演してますよね。
ちなみにこの「D.P.」、脱走兵とそれを追う追跡官(D.P.)のお話なのですが、これ…
めっちゃくちゃいいです。
主演のチョン・ヘインさん、いいっすね~。観られる人はぜひ観てほしいです。
というわけで「パラサイト」つながり最後の作品。
実は観終わった後、すぐ頭に浮かんだ作品がありました。
それは「パラサイト」を観るちょっと前にたまたま観てた
というドラマ。
貧困、格差、スキルを活かした金儲け(違法w)、予期せぬ事態で追い詰められる、最後血まみれ…
という感じで構成する要素が「パラサイト」とほぼ同じ。
これも、おもろいです。
話しが進むにつれ、徐々に追い詰められていく感じがしびれます。ぜひぜひ。
さてさて。ほんとのひとりごとへよーこそ。
さっき不朽の名作と褒め称えてた「マイ・ディア・ミスター」。これに匹敵する人間ドラマが一つあります。
それは
という作品です。
20世紀初頭の朝鮮半島を舞台にしたドラマで、日本を含む諸外国に翻弄される朝鮮の人々を描いた作品。
朝鮮最高名門家の令嬢と最下層の奴婢(ぬひ)でありながらアメリカ軍人となった男。
この二人の視点を中心に、二人を取り巻く様々な立ち位置の視点も絡めながら重層的に描いた、切なすぎるドラマ。
主演は、言わずと知れた名優イ・ビョンホンさんとドラマ初登場のキム・テリさん。
イ・ビョンホンさんは日本にも多くのファンを持つ国際的スターですよね。
上で紹介したドラマ「私たちのブルース」に出演されています。
最近の映画では「KCIA 南山の部長たち」で主人公のKCIAトップがはまり役で、
国家元首の意思に従い国際社会からの孤立を覚悟するか、
国際社会から孤立しないために自身の意志を貫くのか。
主人公にとってはどちらを選んでもいばらの道という状況の中、
激しく葛藤しながら、もがき苦しむ主人公を見事に演じています。
そして、、、
キム・テリさん
ですよ。
この方を知ったのは「25、21」という、つい最近のドラマ。
初めは何も特別なものは感じなかったんだけど、観ているちに「この人はなんかすごいかも」と感じるようになり、
2016年にメジャーデビューしてからの映画全4作品、ドラマ全2作品(「25、21」含む)をすべて観ました。
どれも作品の内容がいいのですが、デビュー作の「お嬢さん」ではいきなり「体当たり」の演技で新人賞を総なめ。
これによりキム・テリさんは一躍若手俳優の有望株として注目されます。
そして2本の映画(「1987、ある闘いの真実」「リトル・フォレスト」)を経て初ドラマ「ミスター・サンシャイン」です。
この作品でも見事な演技を披露しております。
脚本も素晴らしいんですけどね、マジで。
とにかく早く新作が観たい!
そう思う俳優の一人がキム・テリさんなのです。どんな役をどのように演じるのか、とても楽しみです。
現在、次回作「宇宙∔人」の撮影が終わって、今頃編集とかやってんでしょうかね。待ち遠しいです。
韓国のドラマはこの十年くらいで質がかなり向上したと感じる。
照明はホント酷かった。「これ真正面から水銀灯当ててるんちゃうかw」と思うようなシーンが普通だった。
そういう不自然さが気になって物語に集中できないんだよね。
それが今では照明がシーンの意味を強調したり演技をフォローしたりしている。
色のトーンもドラマによって違うし、撮影機材の進歩も手伝って画が自然で見やすくなってる。
それに加え脚本がめちゃめちゃ面白い。「秘密の森」とか「ミセン」とかめちゃおもろかった。
そして余計なことをしない演出と俳優たち。これ大事。
これからも韓国の映像作品が私を楽しませてくれるでしょう。
ということで、ぼちぼちリハビリの時間なのでひとりごとはこの辺で。
じゃねー チャオ
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